5/11
 来月の大阪ビジネスショーの仕事を断念する。出ないわけにはいかない授業の日と重なっていた。少し未練を感じる。取りたかった仕事だった。
 スケジュールさえ大丈夫だったら、私に、と言われていた。
 関西ではトップクラスに大きい舞台で、勉強にもなっただろうし、仕事履歴に堂々と太字で入れられるような仕事だった。
 未練の中に「どうして私はこの仕事を受けられないんだろう」という腹立ちがあって、ああ、私、ちょっと逃避したがってるな、と気付いた。
 研究の見通しが上手く立たないこととか、自信がないこととかに、もっとはっきりと向き直らないといけない。

 しんどい時は、その人に「頑張れ」って言っちゃいけない場合もある。その人がもう既に頑張って頑張って、それでもうまく行かなくなっている時とか。休んで良いんだよ、っていう言葉を自分では見つけられない人とか。
 でもまだ今の私は「頑張れ」が通じそうな時期なので、自分を奮い立たせて、頑張りたいと思います。
 歯を食いしばって前を見ないといけない時もあるのだ。うむ。
 でもやっぱり、ビジショーの仕事はしたかったわよー。他のキャンギャルと一緒の控え室になるのが楽しみだったのにーのにーのにー。


5/12
 研究発表が一つ終わった。ほっ。
 ので、決めました。今日は休んでも良い日です。
 まだやらないといけないことが沢山あるけど、ちょっとだけ目をつぶります。のんびり気持ちの羽を伸ばします。
 そうすると必ず後でツケが回ってきます……知ってるのよ、うううううう。
 人生はハムスターの運動器(小動物が中に入ってくるくるまわす車輪型のやつ)のようなものよ。
 ああ、でも、やっぱり久しぶりに読み返した大石英司『環太平洋戦争』他のサイレント=コア物シリーズは面白いなー。私もきっと、dos時代に、ちょっと素敵な感じの異性に自分のパソコンを見せて、config.sysの内容を誉められたら、思わずぽーっとなっただろうなー。うっとり。


5/13
 WonderfulWorldでピアスを購入。ハート型の石がぶら下がるシンプルなものです。自分のためにこういったものを買うのは、幸せになれます。これぞ贅沢。
 その後待ち合わせして、TEMと二人で母の日用のプレゼントを見て回ったり、お洋服を見て回ったり、歩き回り倒しました。
 そんな中、あるネイルサロンに買い物に行って、とても嫌な思いをしました。接客態度があまりに常軌を逸しているので、その店舗が入っている百貨店のお客様苦情係ポストに事情を書いて投函しました。生まれて初めて、そこまでのことをしたわ。
 痴漢に遭遇したら泣き寝入りしちゃ駄目、それと同じ理由でした。自分の後にも嫌な気分になる人が居たら、やだもの。
 結局、その百貨店の別の売場で、良い感じの母の日のプレゼントを買うことが出来ました。二人とも同じ、某ブランドの健康サンダルにしました。喜んで貰えると良いな。今のところ、良いものが選べて、二人とも満足です。


5/14
 母の日でした。
 色々な話をしました。色々と教えて貰いました。
 色々と知ったことがありました。
 とても嬉しかったです。
 要らなかった堰が一つ切れてすっきりしました。
 随分大きくならないと話し合えないことも有るんだな、と、そして、こんなに大きくなってからでも解決する問題も有るんだな、と思いました。
 忘れないようにメモしておこうっと。

 単にゼロではないというだけであっても、多分、どんなことでも、可能性はゼロじゃない。


5/15
 部屋からノートが発見できなかった、という理由で院の授業に出なかった今日でした。しょぼぼーん。

 商店街の道にテーブルを出している、アジアの屋台のような雰囲気を持った飲茶の店へ、彼氏と行く。
 愚痴と言い訳をただ聞いて貰いながら食べました。
 そんな会話でも、飲茶は美味しかったです。ありがとう。



5/16
 大学に居た総時間は10分くらいでした。何しにいってるねん私ー。
 本日の発見は、ソーダゼリー(本日はドラえもんゼリー、という商品を使用)を凍らせて食べると美味しいことです。


5/17
 どうでも良いんですが、自分が一人称「あたし」を使うことを忌避する理由に、今、初めて気が付きました。
 私は「わたし」か「私」で「自分」だけど、「あたし」ではないのです。
 「あたし」は、人が使っている分には気にならないんだけど、自分では絶対に使いたくない一人称だったのです。
 それが何故なのか。
 新井素子の小説の一人称だからだー。
 ううう、一人称の小説って、主人公に自己を投影するのが、私の場合、強制的に近かいくらいの感覚なのです。疑似体験しちゃうのね。
 だから『おしまいの日』とか『くますけと一緒に』を読むたび、引き込まれそうで、感染りそうで怖いので、それで、せめて同じ一人称は使うまい、と思っていたのでした。
 さっき、ぼんやりと『チグリスとユーフラテス』の粗筋を頭の中で咀嚼していて気付きました。
 すっきりした。


5/18
 授業でディベートをやる。
 ディベートってあくまで技術の一つであって、向き不向きは有れども誰でも練習すれば負けなくなるものだと思うんだけど、授業終了後、言葉と意志で人を押しのけたような罪悪感を持ってしまった。……本気で一人勝ちしたのです。ええ。
 こういうことに長けているのは、決して良いことではないように、どこかで感じている。訂正、他の人の目は、こういう能力に長けていることを、決して優れているとは捉えないんだろうな、って思ってる。
 そういう風に感じた自分にも驚いた。
 自分の意見を主張するのが恥ずかしいこと、遠慮のないこと、みたいな文化で育っているんだなぁ私、と思いましたわ。

 大学の帰り掛けに梅田へ出たら、HEP FIVEが休みの日に当たりました。うわーん。
 WWの、先日買ったピアスとお揃いの指輪買おうと思ったのに。サイズがなかったり好きな色がなかったりで、客注していたのが入りました、と連絡があったところなのですが、うーむ縁が無いのかしらん。


5/19
 つつがなく授業も終わり、梅田に出ようと思ったら、途中の駅で待ってなさい、とお母様から電話で連絡が入る。
「彼氏の家に遊びに行くなら、これ持って行きなさい」
 現れた彼女の手には大量の食料品……
 その気遣いは解るんだけど、でも、長ネギ2本に尾頭付きの平目、牛肉2パック、モロヘイヤ2束、タマネギ2個、他、って、多すぎませんかお母様……
 調理済みのお総菜を手渡すならともかく、平目を丸一匹さばけ、と渡すのってちょっと普通じゃない気がするんですが……
 いやあなたは前にも尾頭付きの活鯛を持たせてくれたんでしたね……

 そんな袋抱えてHEP FIVEやらマリアテレサを覗けるわけもなく、彼氏の家で魚をさばきました。

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